寝起きに熱っぽいが熱はない?朝のほてりやだるさの正体と危険サイン

寝起きに熱っぽいが熱はない?朝のほてりやだるさの正体と危険サイン

寝起きに熱っぽいが熱はない?朝のほてりやだるさの正体と危険サインについて押さえておきたい 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

検温しても発熱がないにもかかわらず、身体の奥が重く熱いと感じる場合、自律神経のアンバランスが疑われます。私たちの体は、活動を司る「交感神経」と、休息・修復を司る「副交感神経」がシーソーのようにバランスを取り合っています。通常、睡眠中は副交感神経が優位になり、起床とともに交感神経へとスムーズにスイッチが切り替わります。

ところが、慢性的な過労や精神的プレッシャー、深夜までのスマートフォン操作などによって交感神経が過剰に緊張した状態が続くと、この切り替えが乱れてしまいます。これが自律神経失調症の寝起き症状として現れる典型的なパターンです。血管の収縮・拡張のコントロールが狂い、末梢血流が停滞して熱が体幹にこもるため、寝起きの微熱とだるさを強く訴えるようになります。

特に、真面目で責任感が強く、周囲の期待に応えようと限界を超えて頑張りすぎてしまう「過剰適応」の傾向がある人は要注意です。心理的な緊張が身体化(身体の症状として表出すること)し、交感神経の緊張が解けないまま朝を迎えることで、寝起きの頭痛と熱っぽさが同時に引き起こされる事例が医療現場でも頻繁に報告されています。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。