1月15日は何の日?成人の日の変遷と小正月・いちごの日の真相

1月15日は何の日?成人の日の変遷と小正月・いちごの日の真相

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かつての祝日としての記憶と、現代のライフスタイルが交錯する現場では、どのようなリアルな声が上がっているのか。都内の和菓子店店主や地域神社の関係者、そしてSNS上で飛び交う一般生活者の生の声を取材・分析すると、興味深い意識の断層が見えてくる。

まず、どんど焼きを行っている都内の神社関係者は次のように実情を打ち明ける。
「年配の氏子さんからは『15日じゃないと正月が終わった気がしない』と言われますが、平日に火を焚くのは近隣への配慮や警備の観点から年々難しくなっています。消防署への届け出基準も厳格化しており、平日の15日ではなく直前の日曜日に前倒しして実施せざるを得ないのが本音です」

また、小正月文化の象徴である小豆粥についても、SNSやコミュニティサイトでは極めて切実な投稿が散見される。
「七草粥はやったけれど、1週間後にまた小豆を煮て粥を作るのは平日の朝にはハードルが高すぎる」(30代会社員・知恵袋)
「実家では母が必ず作ってくれた。当時は『女正月だから休んでいい』と言いつつ、結局母親が一番働いていた記憶がある」(40代女性・SNS)

一方、流通の現場では「いちごの日」の経済効果が右肩上がりを続けている。都内大手スーパーマーケットの青果チーフバイヤーによると、「1月15日は単なる語呂合わせを超えて、苺の年間売上高でベスト3に入る重要な商戦期。近年は1パック1,500円前後の高級プレミアム品種(スカイベリー、あまりん、古都華など)を自分へのご褒美として買い求める単身層が急増している」という。伝統行事が縮小傾向にある一方で、食を通じたパーソナルな体験消費へと関心がシフトしている実態が浮き彫りとなっている。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。