ネット上の情報や先輩保護者のアドバイスの中には、一見良さそうに見えて実は学習効果が薄く、教員からの心証も良くない「NGパターン」が存在します。
第一の落とし穴は、「教科書・図鑑の文字丸写し」です。手首を動かしてページを文字で真っ黒に埋め尽くすと、子どもは「頑張って勉強した」という達成感を得がちですが、頭の中にはほとんど残っていません。教員側も作業であることを見抜くため、高い評価をつけることは稀です。
第二の落とし穴は、「親が主導しすぎた難解なレポート」です。中学受験用の高度な理論や、保護者が文章を推敲しすぎた完璧な記述は、児童本人の実質的な理解度と乖離してしまいます。あくまで「子どもの言葉で疑問を持ち、子どもの語彙でまとめる」ことが前提です。
第三の落とし穴は、「計算ドリルや漢字ドリルの単純な写し替え」です。すでに学校から宿題として出されているドリルをそのまま自学ノートに書き直すだけでは、「自主学習」の意味を成しません。計算ドリルを使う場合でも、「間違えた問題だけの解き直し集」や「タイムアタック形式」など、独自の工夫を必ず1つ加える必要があります。