無洗米をふっくら美味しく炊き上げるための最大の鍵は、正確な計量と緻密な水加減、そして適切な浸水時間の確保にあります。炊飯器の内釜にある目盛りを過信せず、科学的な比率を押さえることが成功への近道です。
炊飯器の内釜に「無洗米専用目盛り」がある場合は、それに厳密に合わせるのが基本です。しかし、普通米の目盛りしかない場合や、普通米用カップですり切り計量した場合は、「米1合につき大さじ1〜2杯(約15〜30ml)の水を足す」のが失敗を防ぐ絶対的な黄金比です。
また、浸水時間に関しては、米粒が白濁して不透明になるまでしっかりと水を吸わせる必要があります。水温が高い夏季は30分〜45分、水温が10℃を下回るような冬季は60分〜90分の浸水時間を確保してください。炊飯器の通常炊飯コースにはあらかじめ吸水工程がプログラムされている機種も多いですが、無洗米の場合は炊飯前の事前浸水をしっかり行うことで、米粒の膨らみとふっくら感が格段に向上します。