大手旅行予約サイトや個人ブログの宿泊記を精査すると、宿泊者が現場で直面するポジティブな評価とネガティブな不満の両面が浮き彫りになります。
高評価の核となっているのは、圧倒的な時間効率と清掃の行き届き具合です。「新幹線の改札を出てから信号待ちを含めても2分半でチェックインできた」「雨天でも地下街エスカを抜ければ傘を差す時間が最小限で済む」という声は、朝の移動が過密な出張客やイベント参加者にとって最大の価値となっています。また、全室に導入されているシモンズ社製ダブルベッドの寝心地や、個別空調による室温管理の自由度も高く評価されています。
一方で、手厳しい指摘として散見されるのが「客室面積のタイトさ」と「エレベーターの混雑」です。ANNEXの客室面積は約12平米が中心であり、幅140cmのベッドが部屋の大半を占めています。大型のスーツケースを広げる場合、床の通路部分を使う必要があり、居住スペースとしてのゆとりを求める人には手狭に感じられます。また、118室に対してエレベーターが1基のみの稼働であるため、チェックアウトが集中する午前9時30分前後は各階での待ち時間が発生しやすい点が、リアルな現場検証から浮かび上がる盲点です。