ドラマ版の成功を受けて制作された劇場版『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』では、フランス・パリでの大規模ロケが敢行された。異国の地という特殊な撮影環境は、二人の距離をさらに縮めることとなる。過密なスケジュールと過酷な現場状況のなかでも、お互いを細やかに気遣い合う姿は、NHKの現場スタッフからも高く評価されていた。
長期間にわたり同じ作品シリーズに向き合い続けた経験は、単なる共演者の域を完全に脱し、人生のパートナーとしての確信へと変わっていった。作品のヒットという目に見える成果以上に、作品を通じて得たかけがえのない理解者としての存在が、二人の選択を後押ししたことは間違いない。