ここで多くのユーザーが抱く疑問を整理しなければなりません。検索窓に「甲子園 イケメン モデル」と打ち込んだ際、表示される情報には大きく分けて2つの全く異なる潮流が混在しています。この構造を正しく把握していないと、「どの球児がどこのモデルになったのか」という情報に混乱が生じます。
第一の潮流は、前述した「水上恒司や清原正吾のように、甲子園や強豪大学で実績を残した本物のアスリートがモデル・タレントへ転身・メディア進出するケース」です。彼らの場合、競技で培った筋骨隆々のフレームと、剃り落とした坊主頭から伸びた洗練ヘアスタイルのギャップが凄まじく、甲子園イケメン球児の現在として大きな社会的インパクションを生み出します。
第二の潮流が、モデル・タレントの登竜門として若年層の間で浸透している全国規模のアワード企画『イケメン甲子園』(美少女甲子園のメンズ版)です。公式発表資料や配信プラットフォームのデータによると、このアワードは「次世代の国民的イケメン」「ダイヤの原石の発掘」をコンセプトに、SNS投票やライブ配信審査を連動させたデジタルフォトブック出版型のコンテストです。
歴代グランプリには、成瀬力弥(Vol.1)、熊倉聖斗(Vol.2)、萩原聖司(Vol.3)、福宮純也(Vol.5)といった端正なルックスを誇る新鋭が名を連ねています。高校野球の「甲子園」が持つ情熱・真剣勝負というメタファーを借りたオーディションであり、出場者全員が野球部員というわけではありません。しかし、コンテスト名に冠された「甲子園」の3文字が、実在の元高校球児たちの芸能界進出の噂と複雑に絡み合い、高校野球イケメン芸能界進出のトピックとしてネット上で相乗的な盛り上がりを見せているのが実情です。