無料トランジットホテルを利用する上で、多くの旅行者が直面する最大の関門が「中国への一時入国手続き」と「受託手荷物の扱い」です。
無料ホテルは空港の制限エリア内ではなく、すべて一般エリア(空港外)に位置しています。そのため、一時的に中国へ入国するための中国入国審査乗り継ぎ手続きを行わなければなりません。日本国籍を含む対象国の旅行者は、第三国へ抜ける航空券を所持していればトランジットビザ免除申請(24時間または144時間の臨時入境許可)を利用できます。
入国審査場では「臨時入境許可申請(Temporary Entry Permit)」の専用窓口へ並び、入国カードの記入、ホテル予約確認書(または乗り継ぎ便の搭乗券)、パスポートを提示して指紋採取と審査を受けます。時間帯や混雑状況によっては審査に1時間以上を要することもあるため、乗り継ぎ時間に余裕を持った行動が鉄則です。
もう一つの注意点が中国南方航空手荷物預け直しの有無です。日本出発時に預けたスーツケースなどの手荷物が最終目的地までスルー(自動転送)される設定になっている場合、中国で荷物をピックアップする必要はありません。着替えや充電器、洗面用具などの宿泊必需品は必ず手荷物として機内に持ち込む必要があります。ただし、国内線へ乗り継ぐ旅程や一部の便では手荷物の通関と再預け入れが必須となるケースもあるため、出発時のチェックインカウンターで荷物の最終引き渡し場所を必ず確認してください。