個人の感覚だけに頼らず、解剖学的なアプローチで美しく立つためには、正しい理論の理解が欠かせない。歩行や立ち姿勢の専門機関である一般社団法人日本ウォーキング協会では、健康維持と美しさを両立させるための「正しい軸の作り方」を提唱している。
その鍵を握るのが骨盤の傾きだ。長時間のデスクワークやスマホの操作によって、現代人の多くは骨盤が前傾または後傾し、骨盤歪みを引き起こしている。一般社団法人日本ウォーキング協会のガイドラインによると、姿勢改善の第一歩は、骨盤を「ニュートラルポジション(垂直な状態)」にリセットすることにある。骨盤歪み矯正の意識を持ち、骨盤の上に肋骨と頭部をまっすぐ載せることで、過度な筋力に頼らずとも自然で無駄のない立ち姿が完成する。