冷凍コーンを調理する際、多くの人が無意識にやってしまいがちなのが「電子レンジや自然解凍で中途半端に戻してから炒める」という工程です。大手食品メーカーの調理科学データや食品冷凍の検証実験によると、急速凍結されたコーンを室温で緩慢解凍すると、細胞膜が傷つき水分とともに糖分やグルタミン酸などの旨味成分が流れ出してしまいます。
みずみずしいシャキッとした食感と凝縮された甘みを残すための鉄則は、冷凍コーンの解凍方法は原則「凍ったままそのまま調理」を選択することです。炒め物、スープ、炊き込みご飯のいずれも、凍結状態のまま熱源に投入することで、急激な加熱によって粒の中に水分を閉じ込めることができます。
さらにプロの現場で重宝されているのが「乾煎り(からいり)」と「油膜コーティング」のテクニックです。炒め物に使う際は、油を引く前に凍ったコーンをフライパンで軽く揺すりながら表面の霜を飛ばし、その直後に油やバターを絡めることで、水っぽさを完全に排除した香ばしい仕上がりを実現できます。