全長3,704メートルというコース長は、国際規格のサーキットとしては比較的コンパクトに分類される。しかし、その数値以上にドライバーへ強い負荷をかけるのが、息つく暇もないハイスピードコーナーと急激なアップダウンの組み合わせだ。
特に超高速で飛び込む1コーナーからS字、ハイポイントコーナーに至るセクションは、わずかなラインのズレやブレーキングのミスが命取りになる。さらに、コース幅が狭くエスケープゾーンに限度があるため、オーバーテイクのチャンスとリスクは常に背中合わせだ。チェッカーフラッグを受けるその瞬間まで何が起こるかわからない緊迫感こそが、現地を訪れるファンを惹きつけて止まない魅力の根源と言える。