貴金属選びで後悔しないためには、素材ごとの物理的特性、耐久性、そして購入・リセール相場の実態を客観的な数値で把握しておく必要があります。業界統計および地金取引データをもとにまとめた比較が以下の通りです。
Pt850とPt900の違いと選び方の基準
ジュエリーショップの店頭で最も多く見かけるのが「Pt850」と「Pt900」の表記です。この数字はプラチナの純度(千分率)を表しています。
- Pt850(プラチナ純度85%):残りの15%にパラジウムやルテニウムなどの硬化用金属を配合。チェーンとしての引っ張り強度や耐摩耗性が非常に高く、細めのチェーンや日常的に激しく動くシーンでの着用に最も適しています。一般的なチェーンネックレスの約7割に採用されています。
- Pt900(プラチナ純度90%):純度が高く、金属アレルギーの発生リスクが極限まで抑えられています。やや柔らかいため、ペンダントトップの枠や太めの喜平チェーン、高級ブランドの特注モデルに多く見られます。
「つけっぱなしで千切れるリスクを極力減らしたい」という実用重視であればPt850を、「素材本来の純度と皮膚への優しさにこだわりたい」という方にはPt900が最適な選択肢となります。