確実な竹垣 DIY 作り方を身につけるため、基本となる施工工程を体系立てて整理しました。丁寧な下地作りが全体の直線美を生み出します。
【ステップ1:支柱の基礎設置】
竹垣が傾く最大の原因は基礎の甘さにあります。支柱を立てる位置に深さ40cm〜50cmの穴を掘り、底面に砕石を敷いて突き固めます。防腐処理を施した焼杉柱やアルミ柱を立て、水準器で垂直を確認しながらインスタントモルタルを流し込みます。固まるまで垂直を保持し、水勾配をつけて雨水が溜まらないように仕上げます。
【ステップ2:胴縁(横竹)の取り付け】
支柱の間に横方向の渡し木となる胴縁(丸竹や角材)を渡します。上下2〜3段の水平ラインを墨出しし、支柱に掘ったホゾ穴に差し込むか、ステンレスビスで強固に連結します。ここでの水平の狂いは全体の歪みにつながるため、入念な水平確認が不可欠です。
【ステップ3:立子(縦竹)の配置と固定】
四ツ目垣の場合は等間隔(約15〜20cm間隔)に丸竹を立て、建仁寺垣の場合は割竹を隙間なく並べます。割竹は節の位置を互い違いに配すると、視覚的なリズムが生まれ意匠性が向上します。真鍮釘や結束線で仮留めを行い、全体の垂直とバランスを整えます。
【ステップ4:押え竹と笠竹の設置】
立子の上から横方向に「押え竹」を当てて挟み込み、天端(最上部)には雨水の侵入を防ぐ「笠竹(かさだけ)」を被せます。この笠竹が雨水の直撃を防ぎ、竹垣全体の腐食速度を決定的に遅らせる防壁となります。