Wシリーズの歴史を語るうえで欠かせないのが、Wシリーズで戦った日本人ドライバーの存在です。特に創設年の2019年からシートを獲得し、2021年シーズンまでフル参戦を果たした小山美姫の奮闘は、日本のレースファンに大きなインパクトを与えました。
2022年シーズンに関して小山美姫はWシリーズ本戦のレギュラーグリッドには入りませんでしたが、国内最高峰カテゴリーであるフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)へ参戦し、FIA公認男女混合シングルシーター選手権で史上初となる年間王者という歴史的快挙を達成しました。
また、若手発掘テストなどでは野田樹潤(Juju)をはじめとする次世代の日本人女性ドライバーの名前も取り沙汰されるなど、Wシリーズが切り拓いた「女性レーサーの国際舞台」という扉は、日本のモータースポーツ界にも大きな刺激と意識改革をもたらしました。