ブヨの毒素(酵素やアレルゲン物質)に対する生体反応は遅延型アレルギー反応が中心となるため、症状のピークは刺された直後ではなく時間差で訪れます。
刺された当日の数時間は、小さな赤い点とわずかな違和感がある程度で済む場合が多いものの、刺されてから半日〜2日後(翌日〜翌々日)にかけて急激に腫れと熱感が拡大し、猛烈な痒みがピークに達します。足首や脛(すね)を刺された場合、足全体がパンパンに腫れ上がり、靴が入らなくなったり歩行時にズキズキとした痛みを伴うことも珍しくありません。
アレルギー体質の方や初めて強く刺された場合、炎症が強い部位にパンパンに張った水ぶくれ(水疱)が生じることがあります。この水ぶくれを無理に潰すと皮膚バリアが破壊され、化膿や細菌感染のリスクが一気に跳ね上がるため、絶対に破らず保護することが求められます。