近年の学校火災ニュース最新動向を分析すると、目視では気付きにくいインフラ系のトラブルが顕在化しています。校舎の築年数が経過した学校では、壁内や天井裏に敷設された電線の経年劣化、ネズミなどの小動物による被覆の損傷から生じる配線ショート電気火災が深刻なリスク要因です。加えて、GIGAスクール構想に伴うタブレット充電キャビネットへのタコ足配線や、トラッキング現象による発火にも注意が払われています。
さらに防犯面で根強い課題となっているのが学校放火対策です。学校は敷地が広く死角が多いため、侵入者による放火被害を受けやすい特徴があります。屋外の古紙置き場や清掃用具入れへの施錠管理、人感センサーライトや監視カメラの死角なき配置が、延焼防止の観点からも極めて重要です。