どれほど優れた薬剤や機械が登場しても、仕上がりを左右する最大の要因はスタイリストの技術力にある。特に重要なのが、パーマをかける前段階での「レイヤーカット」の精度だ。
コテで巻いたような立体感は、毛束の重なりと隙間があって初めて生まれる。カットの段差(レイヤー)が適切に施されていない重い髪にパーマをかけても、カール同士が打ち消し合ってただのボリューム感しか出ない。SNSで話題のスタイリストたちは、薬剤選定だけでなく、骨格と毛量に応じた緻密なベースカットに徹底的に時間をかけている。サロン選びの際は、パーマの施術実績だけでなく、カットのラインづくりに定評があるかを見極めることが不可欠だ。