街中を行き交う人々やSNSの投稿で圧倒的な存在感を放っているハートロゴ。その正体を探ると、主に世界的な影響力を持つ3つのブランドに行き着きます。デザインの細部を見れば、どのブランドのものかは一目瞭然です。
最も目にする機会が多いのが、ハートの下にアルファベットの「A」が組み合わさったアイコンです。これはフランス・パリ発祥のメゾン「AMI PARIS(アミ パリス)」のシグネチャー。2011年にデザイナーのアレクサンドル・マテュッシが創設し、上質なフレンチカジュアルを提案するブランドとして瞬く間に世界のトップトレンドへと駆け上がりました。
続いて、真っ赤なハートの中に鋭いふたつの目が描かれたグラフィック。こちらは日本が世界に誇るデザイナー川久保玲率いる「PLAY COMME des GARÇONS(プレイ コム デ ギャルソン)」です。2002年の誕生以来、20年以上にわたってストリートからモード愛好家、さらには海外からのインバウンド客に至るまで不動の支持を獲得し続けています。
さらに、太いラインで描かれたどこかレトロでアメリカンヴィンテージの佇まいを持つハートの中に「HUMAN MADE」とテキストが配されたロゴ。こちらはA BATHING APEの創業者であり、現在はKENZOのアーティスティックディレクターも務めるNIGO氏が手掛けるライフスタイルブランド「HUMAN MADE(ヒューマンメイド)」の象徴です。
これら3大ブランドに加え、近年ではY2KトレンドやK-POPアイドルの着用によって火がついた韓国ストリートブランドのハートモチーフや、CHANELなどのハイエンドメゾンが打ち出すカプセルコレクションまで、多様なハートがファッション界に咲き乱れています。