美容医療やランジェリー業界において「最も均整が取れた形」と評されるお椀型バストの特徴は、バストの付け根(バージスライン)がきれいな円を描き、底面の広さに対して上部から下部にかけて均等にボリュームが詰まっている点にあります。横から見たときに半球を描き、トップ位置が高く維持されているのが特徴です。
美しさを数値化する指標として、ランジェリーメーカー各社が提唱しているのが理想のバスト黄金比率です。鎖骨の中央にあるくぼみと、左右のバストトップを結んだ3つの点が「正三角形」を描く状態が理想とされています。さらに側面から観察した場合、鎖骨の中心からトップまでの距離と、アンダーバストからトップまでの高さの比率が均等に近いほど、若々しくハリのあるお椀型として認識されます。
日本人女性のバストは、欧米人と比較して乳腺よりも脂肪の割合が高い傾向があります。そのため、皮膚の柔軟性や靭帯の張力低下によって形状が崩れやすいという解剖学的な特徴を持っています。ただ単にサイズが大きいことだけを目指すのではなく、輪郭の整ったバージスラインを維持することこそが、美しいシルエットを保つ土台となります。