インターネット上の検索エンジンで「ダイヤモンド プリンセス プリンセス」と検索するユーザーの中には、検索アルゴリズムのサジェストによる2つの大きな誤解や混乱が存在します。
第1の誤解は、冒頭でも触れた「ガールズロックバンドのプリンセス プリンセス(PRINCESS PRINCESS)やその楽曲『Diamonds』との関連性」です。1989年にCBS・ソニーから発売されたシングル『Diamonds』はミリオンセラーを記録し、昭和から平成のポップカルチャーを象徴する名曲ですが、米国発祥のクルーズライン「プリンセス・クルーズ」および客船「ダイヤモンド・プリンセス」とは資本・命名の直接的な関連はありません。しかし、日本のカルチャー史において「プリンセス」と「ダイヤモンド」の組み合わせが強い親和性を持つことから、検索上の連想キーワードとして残り続けています。
第2の盲点は、「外国船だから船内通貨や公用語がすべて英語で敷居が高いのではないか」という先入観です。ダイヤモンド・プリンセスは英国籍のプレミアム船ですが、日本発着クルーズに関しては徹底的な日本仕様(ジャパナイズ)が施されています。船内会計は米ドル建てですが、メダリオン端末と連携したクレジットカード決済で自動換算されるため、両替の必要はほぼありません。また、日本語スタッフが各部署に配置されているため、国内旅行と変わらない安心感で過ごすことができます。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
▼ダイヤモンド・プリンセスを心からおすすめできる人
- 荷造りや移動のストレスから完全に解放されたいシニア層や家族連れ:寝ている間に次の観光地へ運んでくれる船旅の恩恵を最大化できます。
- 外国船の非日常感と日本的な安心感のいいとこ取りをしたい人:ブロードウェイ品質のショーやカジノを楽しみつつ、夜は大浴場でリラックスしたい方に最適です。
- コストパフォーマンス高く贅沢な休暇を過ごしたい人:3食フルコース、エンタメ、宿泊、移動を含めた1泊あたりの単価は、同ランクの高級旅館泊に比べて極めて割安です。
▼予約に慎重になるべき人・他船を検討すべき人
- 1分刻みでせわしなく観光地を詰め込みたい弾丸旅行派:寄港地での滞在時間は通常6〜10時間程度に限られるため、1つの街を何日も深く掘り下げたい人には不向きです。
- 極度の船酔い体質で大型船のスタビライザー(横揺れ防止装置)でも不安が強い人:外洋に出る際、天候によっては揺れを感じることがあります。中央部・低層階の客室を選ぶなどの対策が必須です。