個人輸入代行サイトを利用するユーザーが陥りがちな心理的トラップとして、「ネットで購入できる=安全性が担保された一般商品と同じ」という認知の歪みが挙げられます。
社会学や消費者心理学の観点から見ると、病院通院に伴う「羞恥心」(薄毛、ED、避妊等の相談に対する抵抗感)や、時間的制約から逃れたいという心理が、リスク認知を麻痺させる傾向が指摘されています。しかし、知っておくべき決定的な盲点が3つ存在します。
- 他者への譲渡・転売は完全な犯罪:個人輸入した医薬品は、家族や友人であっても譲渡・転売することが法律(薬機法)で固く禁じられています。違反した場合は処罰の対象となります。
- 成分用量の違いによるオーバードーズ:海外製医薬品は、現地の体格・体質基準(欧米人や南アジア人基準)に合わせて主成分の含有量が高く設定されているケースが多々あります。ピルカッター等で調整せずにそのまま服用し、急激な血圧低下や肝機能障害を引き起こす事例が後を絶ちません。
- 「送料無料」表示の裏にある注文最低金額:一定金額以上の注文で送料が無料になるシステムが一般的ですが、送料を浮かせるために不要な薬までまとめ買いし、結果として使用期限切れや税関での引っ掛かりを招くリスクがあります。