事故の受け止め方を巡っては、双方の立場から真っ向から対立する証言が寄せられています。
カヌー隊に参加していた活動家の手記や現地集会での証言では、次のような切迫した状況が語られています。「警備船の船首がすぐ目の前まで迫り、激しいエンジン音とともに大きなうねりが押し寄せた。艇を立て直す間もなく水中に放り出された」と主張し、過剰警備と危険操船に対する怒りを露わにしています。
一方で、沖縄防衛局および現場の海上警備関係者の報告書では、「フロートを乗り越えようとする危険な接近行動に対し、法令に基づいた警告と進入防止措置を行っていた」「カヌー側が急な進路変更を行ったことによる自倒に近い形」と説明されており、警備の正当性と安全配慮を強調しています。
SNSやネット掲示板(X、5ちゃんねる、Yahoo!ニュースコメント欄)での世論も二極化しています。「抗議の権利はあるが、危険海域へのカヌー侵入は自己責任の領域を超えている」「人命に関わる以上、海保や警備側はどんな状況であれ引き波への配慮を最優先すべきだ」といった、安全管理と法執行の境界を巡る激しい議論が交わされています。