2026年、ソウルの街を訪れる旅行者の動線は大きく塗り替えられています。2026年最新のソウル特別市観光において、カルチャーと消費の最前線に君臨しているのが、城東区の「聖水洞(ソンスドン)」と龍山区の「漢南洞(ハンナムドン)」です。
かつて靴工場や鉄工所が並んでいた聖水洞は、世界的ラグジュアリーブランドや気鋭の韓国コスメブランドが競うように旗艦店や期間限定ポップアップストアを出店する「屋外型ショールーム都市」へと進化しました。赤レンガの廃工場をリノベーションした巨大カフェやギャラリーが並び、平日でも世界中からトレンドセッターが詰めかけています。
また、市内移動における最大のゲームチェンジャーとなったのが、ソウル市が導入した公共交通統合定期券「気候同行カード(Climate Card)」の活用です。外国人観光客向けに提供されている1日券、3日券、5日券などの短期利用パスを購入すれば、ソウル特別市内の地下鉄全線および市内バス・マウルバスが乗り放題になります。従来のT-moneyカードのように都度チャージ残高を心配する必要がなく、スマートフォンの路線図アプリ(NAVERマップ等)と組み合わせることで、旅行者の機動性は格段に向上しました。