このテーマをめぐっては、インターネット上で長年語り継がれているいくつかの誤解が存在します。
代表的な誤解が「『きんぎょ注意報!』や『美少女戦士セーラームーン』が元祖ではないか」という説です。確かに月野うさぎは朝寝坊の常習犯でトーストを食べて登校しますが、第1話で「パンをくわえて走り、角で衛とぶつかった」わけではありません(衛との出会いは丸めたテスト用紙を頭にぶつけるシーン)。記憶の中で「ドジっ子属性」と「朝の遅刻シーン」が合体し、食パンダッシュと混同されて語られるケースが頻発しています。
また、アニメ『カードキャプターさくら』の木之本桜など、多くのヒロインが朝慌ただしくトーストを口にしますが、角で衝突するラブコメ展開とは切り離されていることが大半です。このように、個々のパーツ(遅刻・トースト・衝突・恋)が別々に存在していたものが、私たちの脳内で都合よく一本化されたことが、調査によって明らかになっています。