慎重に選んだつもりでも、実際に届いたチップを合わせてみると「横幅が少し皮膚に食い込む」「根元のカーブが自分の甘皮ラインと合わず四角すぎる」といった違和感を覚えるケースがあります。しかし、チップが大きい場合のサイズ調整は自宅で十分に対応可能です。
ネイルチップの削り方には明確なルールがあります。使用する道具は、爪切りやハサミではなく、必ずネイル用の「エメリーボード」または「ウォッシャブルファイル(180〜240グリット程度)」を用意してください。爪切りで切断しようとすると、圧力でチップのジェルコーティングにヒビ割れが生じたり、チップ本体が白化して割れたりする原因になります。
微調整の手順は以下の通りです。
1. チップの裏側から自爪を透かして見ながら、削るべき不要な幅を把握します。
2. ファイルをチップのサイドラインに対して「斜め45度〜平行」に当て、往復がけをせず一定方向に向かって優しく削ります。
3. 一気に削り落とすのではなく、3〜4回やすりをかけたら一度自爪にあてがい、幅と装着感をチェックします。
4. 根元のラインが合わない場合は、キューティクル部分の角を落とすように丸みを帯びたストロークで削り、自爪の生え際のアーチに同調させます。
5. 削り終えたら、断面に出たバリ(削りカス)を目の細かいスポンジバッファー等で滑らかに整え、最後にトップコートをエッジに薄く塗布すると、ジェルの剥離やひっかかりを防止できます。
自爪の両サイドの皮膚にチップのエッジが食い込んでいる状態のまま無理やり装着を続けると、装着中の強い痛みや接触皮膚炎を引き起こすリスクがあります。わずか0.5mmでも違和感がある場合は、面倒がらずにサイドを削り込んで調整することが長時間の快適な装着に直結します。