皇室のジュエリーを語る上で欠かせないのが、MIKIMOTO(ミキモト)や銀座和光(WAKO)をはじめとする日本最高峰のジュエラーの存在です。「皇室御用達ブランド」という言葉が一般に使われますが、実は昭和29(1954)年に公式な「宮内庁御用達」制度自体は廃止されています。制度としての指定は存在しないものの、現在でも宮内庁の厳しい基準と入札、特命発注に応えられる卓越した技術力を持つ名門企業が製作やメンテナンスを担っています。
ミキモトが誇る世界最高峰の養殖真珠と繊細な彫金技術、和光が手がける洗練された貴金属加工は、まさに日本のクラフトマンシップの結晶です。選び抜かれた照りの美しい真珠や、緻密にセットされたダイヤモンドのブローチは、世界中の要人が集まる国際舞台においても圧倒的な存在感を放っています。