宿泊予約サイトを眺めていると、「駅から徒歩数分」という条件だけで宿を絞り込んでしまいがちです。しかし、車社会である宮崎市においては、この「駅チカ至上主義」が思わぬストレスの引き金になります。
多くの旅行者が誤解している点として、「宮崎駅周辺が最も賑やかな繁華街である」という思い込みがあります。実際には、地元の人々が集まり名物の地鶏炭火焼や焼酎を提供する飲食店街(ニシタチ)は橘通り周辺ホテルの徒歩圏内に集中しています。宮崎駅前にも商業施設「アミュプラザみやざき」が開業し昼間の利便性は向上したものの、夜遅くまで宮崎の夜景と酒場文化を堪能したい層にとっては、駅周辺の滞在は移動の足かせになりかねません。
また、レンタカーを利用する旅行者にとって極めて重要なのが「駐車場代の隠れコスト」です。駅前や橘通り中心部のビジネスホテルでは、提携駐車場への案内となり、1泊あたり800円〜1,500円前後の駐車料金が別途発生するケースが大半を占めます。さらに「一度入出庫すると再課金される」「立体駐車場で入出庫に20分待たされる」といった現場トラブルも報告されています。一方で、少し郊外に位置するリゾートホテルや宮崎市ホテル駐車場無料を掲げる宿泊施設を選べば、滞在期間中の出入庫が自由で余計な出費を抑えられるため、レンタカー派にとっては結果的に総額が安くなるという逆転現象が頻繁に起きています。