葉隠透の個性は「透明化(異形型)」です。自らの身体を光の屈折によって完全に透過させる能力であり、任意でオン・オフを切り替えることができない「常時発動型」として扱われてきました。
では、なぜ第337話で素顔が露わになったのでしょうか。その理由は、彼女の必殺技である「集光屈折(ネフティスブレイク)」にあります。青山優雅が放った強力なレーザー光線を身体で受け止め、光を無理やり屈折させて軌道を逸らした際、体表面の光の屈折率が一時的に乱れました。その結果、ほんの一瞬だけ「透明化」のコーティングが剥がれ、光を反射した素顔が外部から視認できる状態になったのです。
さらに最終決戦の第二次決戦では、装備や技の練度向上に伴い、自らの意思で光を制御して素顔を部分的に現す場面も描かれました。彼女の個性が単なる「姿が消える身体」ではなく、「光を操る能力」へと昇華された瞬間でもありました。