「ロータリー」という言葉を巡る、広く信じられている代表的な誤解を是正します。
誤解1:「ライオンズクラブとロータリークラブは敵対関係にある」
両団体をライバル関係のように捉える向きがありますが、これは誤りです。両組織は目指す社会貢献の方向性が合致する場合、共同でチャリティイベントや地域支援を実施することが世界中で行われています。実態は「切磋琢磨するパートナー」であり、双方に所属している経営者も存在します。
誤解2:「ラウンドアバウトは信号がないから事故が増える」
国土交通省の追跡調査データによると、信号交差点からラウンドアバウトへと改修された交差点では、重大事故(死亡・重傷事故)の発生件数が劇的に減少しています。交差点進入時に全車両が強制的に徐行を強いられる構造であるため、出会い頭の激突事故が構造的に起きにくくなるという交通工学上の確固たる根拠があります。
誤解3:「ロータリーエンジンは完全に消滅した」
純粋なガソリン駆動スポーツカー用エンジンとしての新規生産は途絶えていますが、前述の通りPHEVの発電ユニットとして量産が継続されています。さらに、水素を燃料として直接燃焼させる「水素ロータリーエンジン」の研究が実走テスト段階まで進んでおり、技術の系譜は途絶えるどころか進化を遂げています。