こうした消費者の心理を、ビジネス界が見逃すはずもない。大手食品メーカーから街の個人美容室まで、今やあらゆる事業者が自社製品に関連する記念日を正式に制定し、プロモーションの軸に据えている。
従来のクリスマスやバレンタインといった巨大イベントは競合が多すぎて広告費が高騰しやすい。一方で、語呂合わせなどで自作した小さな記念日なら、ピンポイントで話題を総取りできる。売上が落ち込みがちな平日の水曜日や、季節の変わり目の何もない期間に「●●の日限定キャンペーン」をぶつける手法は、いまやWebマーケティングの鉄則だ。