抹茶のカフェイン量はコーヒー以上?テアニン効果と安心な飲み方

抹茶のカフェイン量はコーヒー以上?テアニン効果と安心な飲み方

抹茶のカフェイン量はコーヒー以上?テアニン効果と安心な飲み方の重要なポイントについて、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

同じ緑茶に分類される煎茶と抹茶ですが、製造工程と飲用スタイルにおいてカフェインの摂取効率に明確な差が生じます。決定的な要因は「茶葉の栽培方法」と「丸ごと飲むか・抽出液のみか」の2点です。

抹茶の原料となる「碾茶(てんちゃ)」は、収穫前の数週間にわたって日光を遮る「覆下(おおいした)栽培」で作られます。日光を遮られた茶樹は、光合成によるアミノ酸のカテキンへの変化が抑えられ、カフェインや旨味成分であるアミノ酸を葉の中に高濃度で蓄積します。日照を浴びて育つ一般的な煎茶と比べ、茶葉自体のカフェインポテンシャルが根本から高い設計になっています。

さらに、煎茶は急須で淹れた浸出液のみを飲むため、茶葉に含まれるカフェインの約半分は茶殻として廃棄されます。煎茶1杯(約100ml)のカフェイン量が約20mgにとどまるのに対し、抹茶は粉末化した葉を100%飲み干すため、含まれる成分を余すことなく身体に取り込むことになります。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。