6個すべての蒼白の鉱石と4,000ジオを差し出し、至高の傑作「純粋の釘」を完成させた直後、本作屈指の精神的葛藤を伴うドラマが幕を開けます。工房を飛び出した釘鍛冶は、雨降りしきる小屋の外に佇み、静かに主人公へと語りかけます。
「我が生涯のすべては、あの釘を鍛え上げるためにあった。もはやこの世に思い残すことはない。……その純粋の釘で、私を斬ってくれ」
自らの存在理由を成就させた職人が望む、自らの最高傑作による最期。ここでプレイヤーの前には不可逆の2つの道が提示されます。
選択肢A:願いを聞き届け、釘で斬る(殺害ルート)
釘鍛冶の望み通りに純粋の釘を振るうと、彼は一切の抵抗を見せず、一撃のもとに命を散らして下の水路へと転落していきます。この瞬間に実績・トロフィー「純粋(Purity)」がアンロックされます。注意すべき点として、釘ではなく復讐の魂などの「魔法」でトドメを刺した場合、釘鍛冶は呆気なく消滅しますが、純粋の釘で打たれたという本懐すら遂げさせられないため、演出として極めて後味の悪い結末を迎えます。
選択肢B:斬らずに立ち去る(生存ルート・釘師シーオとの再会)
彼の懇願を無視し、釘を振るわずにその場を立ち去る、あるいは画面を切り替えて放置した場合、釘鍛冶は殺害されずに生存します。後日、緑の道の最奥に位置する「釘師シーオ」の庵を訪れると、そこには驚くべき光景が広がっています。
刀を捨てて絵筆を握り、シーオと共に芸術の喜びに目覚めた釘鍛冶の姿です。二人は穏やかに寄り添い、人形を彫り、キャンバスに向き合って第二の人生を謳歌しています。この状態で釘鍛冶に話しかけることで、もう一つの実績・トロフィー「幸せな夫婦(Happy Couple)」が達成されます。
1周のプレイデータで両方の実績を同時に獲得することは不可能です。両者の実績を揃えるには、バックアップを利用するか、2周目の探索を行う必要があります。