ラーメンフリークを惹きつけてやまない最大の要因は、丼一面に広がる圧倒的なコクと旨味の厚みにあります。一般的なあっさり系の長浜スタイルとは一線を画し、大量の豚骨を極限の火力で砕けるまで炊き上げたスープは、骨粉が底に沈むほど重厚。それでいて後味に嫌なえぐみが残らないのは、徹底した下処理と継ぎ足しによる絶妙な火加減のコントロールがあるからにほかなりません。
この濃厚豚骨スープに合わせるのが、粉の風味をダイレクトに感じる極細ストレート麺です。常連客の注文率が極めて高いのが「バリカタ」や「ハリガネ」といった硬めの茹で加減。麺をすするたびに濃厚なスープが細麺の隙間に絡みつき、小麦の歯切れ良い食感とともに口内を満たします。現場の常連客からは「週に一度はこの強烈な豚骨を身体が欲してしまう」「替え玉前提のスープの濃度バランスが完璧」といった熱い証言が日常的に聞かれます。