夜間の被視認性を左右する灯火類は、一般的に「テールランプ」と呼ばれますが、車検や整備の現場ではリアコンビネーションランプが正式名称として使われます。これはスモールランプ(尾灯)、ブレーキランプ(制動灯)、ターンシグナル(ウインカー)、バックランプ(後退灯)が一つのユニットに集約されているためです。2026年現在では横一文字に発光するLEDライトバーが主流となり、意匠性が飛躍的に向上しています。
一方、車体骨格に目を向けると重要になるのがCピラー(リアピラー)です。ピラーとは屋根を支える柱のことで、フロントガラス横が「Aピラー」、前後ドアの間が「Bピラー」、そして後部座席ドアの後ろにある柱を「Cピラー」と呼びます(ミニバンやステーションワゴンなど長大なボディ形状では「Dピラー」まで存在します)。
Cピラーは車両の剛性を保ち、後方からの衝突時にキャビン(乗員スペース)を守る頑丈な骨格です。万が一事故でCピラーに歪みが生じた場合、単なる外板の傷とは異なり「修復歴あり(事故車扱い)」と判定されるケースが多いため、中古車査定や事故修理見積もりの現場でも極めて重視される部位です。