インターネット上の掲示板や動画プラットフォームでは、赤枠ナンバーに関して事実と異なる誤解が長年広まっています。代表的な盲点を検証します。
誤解1:「赤枠ナンバーの車は暴走族や怪しい業者の車?」
インターネット上の一部では、ナンバーの周囲が赤く縁取られているビジュアルから「ヤバい車」「違法改造車の抜け道」と警戒されることがあります。しかし実情はまったく逆です。赤枠ナンバーを保有していること自体が、陸運支局から「月間・年間の事業規模を満たし、社内管理規程を整えている正規事業者」としてお墨付きを得ている動かぬ証拠です。街で見かける赤枠車は、プロが納車や車検のために慎重に運搬している最中であり、正当なビジネス活動の一部です。
誤解2:「どんな改造車でも赤枠を付ければ公道を走れる?」
これも完全な誤りです。回送運行の許可は「保安基準を満たしていること」を大前提としています。最低地上高が足りない車、マフラー音が極端に大きい車、窓ガラスに不正なフィルムが貼られている車など、道路運送車両の保安基準に適合しない車両に赤枠ナンバーを装着して公道を走行させた場合、当然ながら道路交通法違反(整備不良)や不正改造として即座に摘発されます。