この地の歴史は、創業者・森村市左衛門が抱いた熱き志から始まった。明治維新後、国富の増進を目指して海外貿易に挑んだ森村らは、世界基準の白磁食器を日本で製造することを決意。苦難の末に完成させた白い洋食器は、瞬く間に世界中で高い評価を獲得した。
その伝統を受け継ぐ株式会社ノリタケカンパニーリミテドは、日本の陶磁器製造業の第一人者として世界の食卓を彩り続けている。ノリタケが培ってきた粘土成形や焼き付け、美しい絵付けの技術革新は、単なる食器の領域にとどまらず、エレクトロニクスや環境テクノロジーなど多様な産業分野へも波及した。創業の地に息づくイノベーションの精神は、いまも途切れることなく息づいている。