Q1:黄色い鼻水が出たら、必ず耳鼻科で抗生物質をもらわないと治りませんか?
A1:必ずしもすべてのケースで抗生物質が必要なわけではありません。急性副鼻腔炎の初期の多くはウイルス感染に端を発しており、ウイルスの死骸によって鼻水が黄色くなっている段階であれば、体の免疫力と排膿を促す漢方薬(辛夷清肺湯など)や粘液調整薬(カルボシステイン)のサポートで自然治癒に向かう例も多くあります。ただし、二次的な細菌感染が疑われる強い痛みや高熱がある場合は、医師による抗生物質の適切な投与が不可欠です。
Q2:チクナインと葛根湯加川芎辛夷は、どちらを買うべきか迷ったらどう選べばよいですか?
A2:判断基準は「患部の熱感」と「体の冷え」の有無です。鼻の奥が熱を持ってカッカする、鼻水が濃く粘り気が強い、口が渇くといった症状がある場合は「熱を冷ます」辛夷清肺湯(チクナインなど)が適しています。一方、寒気が残っている、冷房や冷気で鼻づまりが悪化する、首や肩がこるといった冷えが絡む病態には「体を温めて巡らせる」葛根湯加川芎辛夷が合致します。
Q3:点鼻薬で黄色い鼻水を止めることはできますか?
A3:一般的な市販の血管収縮薬配合点鼻薬(ナファゾリン塩酸塩など)は、腫れた鼻粘膜を一時的に収縮させて鼻腔を広げる効果がありますが、黄色い鼻水の原因である副鼻腔内の炎症や膿そのものを治療する効果はありません。むしろ、1週間以上連用し続けると「薬剤性鼻炎」を引き起こし、かえって鼻粘膜が肥厚して難治性の鼻づまりを招く恐れがあります。黄色い鼻水が出ているときは、市販の血管収縮性点鼻薬の多用は避けてください。