久留米大学御井キャンパス徹底解剖|文系5学部の実態と就職のリアル

久留米大学御井キャンパス徹底解剖|文系5学部の実態と就職のリアル

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久留米大学を理解するうえで避けて通れないのが、医学部・大学病院を擁する「旭町キャンパス」との機能的な住み分けと連携関係です。

久留米市旭町に位置する旭町キャンパスは、高度救命救急センターや先進医療病棟が立ち並ぶ「緊迫感ある医療の現場」そのものです。医学科および看護学科の学生が集い、白衣姿の医療従事者や臨床研修医が行き交う専門特化型の環境となっています。

これに対し、御井キャンパスは緑あふれる開放的な敷地に文系5学部が集まる「総合教養と人間形成のキャンパス」です。サークル棟や部室、課外活動の拠点も御井キャンパスに集中しているため、大学祭(あのく祭)をはじめとするキャンパスイベントの熱気や、いわゆる「大学生活らしい賑わい」の中心は常に御井にあります。

「文系と医系で完全に分断されているのではないか」という見方もありますが、実態は異なります。両キャンパス間は定期便(無料スクールバスや路線バス)で結ばれており、学際的な「文医融合」の教育プログラムが精力的に展開されています。人間健康学部のスポーツ医科学やメンタルヘルス研究における医学部教員の出向講義、法学部生が医療過誤や生命倫理を学ぶ「医事法」の特論など、他大学の文系学部では得難い専門的知見に触れられる点は、総合大学ならではの隠れたアドバンテージです。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。