多摩丘陵の高台に広がる都立桜ヶ丘公園。その北端に位置するゆうひの丘展望広場は、遮るもののない広大な視界が広がる都内屈指の景勝地です。緩やかな芝生のスロープに立つと、眼下には府中市や調布市の市街地、府中四谷橋のダイナミックな造形、そして晴天時には遠く新宿の高層ビル群や東京タワーまでがクリアに見渡せます。
訪れる時間帯によってドラマチックに表情を変える点が、この丘の最大の醍醐味です。夕日の見頃は日没のおよそ30分前から日没直後にかけて。西の空が茜色から深い紫へと移り変わるマジックアワーには、丘全体が柔らかな光に包まれます。
完全に日が沈んだ後の夜景のベストタイムは、空の青みが完全に消える日没40分後から21時前後です。眼下に広がる街の灯りが宝石のようにきらめき、芝生に座りながらゆったりと都会の夜景を鑑賞できます。空気が澄み渡る秋から冬にかけてのシーズンは特に光の輪郭が際立ち、圧倒的な美しさを放ちます。