彼の原点を語る上で避けて通れないのが、2020年に放送された『魔進戦隊キラメイジャー』だ。当時、歴代最年少でレッド(熱田充瑠)役に抜擢されたニュースは、業界内に大きな衝撃を与えた。
だが、その船出は決して平坦なものではなかった。撮影初期の予期せぬ中断や、未経験ゆえのプレッシャー。それでも彼は、持ち前の素直さと底知れぬ吸収力でチームを引っ張り続けた。番組が終わる頃には、単なる「可愛い若手」ではなく、作品全体のトーンを決定づける堂々たる座長へと成長していたのだ。
あの1年間で培った「どんな現場でも物おじしないメンタリティ」こそが、現在の彼の強固な土台となっている。