多くの店舗で不動の人気を誇るトラックターミナル食堂のおすすめメニューといえば、王道の「豚肉の生姜焼き定食」「自家製タルタルのチキン南蛮」「煮込みハンバーグ」、そして「カツカレー」です。
特にトラックターミナル食堂の定食において際立つのが、メインディッシュのボリュームと小鉢の充実度です。大皿に盛られた主菜の横には、山盛りの千切りキャベツ、マカロニサラダ、冷奴、漬物、そして具沢山の味噌汁が添えられます。多くの店ではご飯の大盛りが無料、あるいは数十円の追加で「どんぶりすり切り」から「昔話盛り」へとサイズアップ可能です。
これほどのトラックターミナル食堂のコスパが成立する背景には、明確な構造的理由があります。第一に、ターミナル施設内の厚生事業として家賃負担が比較的低く抑えられている点。第二に、日々の利用客数が予測しやすく、大量一括仕入れによる原価低減が可能な点。そして第三に、過度な内装費や宣伝広告費を一切かけず、料理そのものに原価を還元している点です。無駄を極限まで削ぎ落とした合理的な経営スタイルが、驚異的な価格設定を維持させています。