松本市中心部から南西へ車を走らせると、広大な果樹園と畑が広がる今井地区に入ります。この地に鎮座する「道の駅 今井 恵みの里」が連日大盛況を記録している最大の理由は、単なる休憩所ではなく「産地直結型の高鮮度アグリマーケット」として完全に機能している点にあります。
一般的な高速道路のサービスエリアや大型商業施設と異なり、同駅に並ぶ農産物の大半は、半径数キロメートル以内の登録農家が毎朝自ら収穫し、値付けを行って陳列したものです。中間流通マージンを徹底的に削ぎ落とした価格設定と、流通チェーンでは不可能な「今朝収穫したばかりの朝露が残る野菜」が店頭を埋め尽くします。生活防衛意識と本物志向が同時に高まるなか、消費者の「少しでも新鮮で確かな食材を手に入れたい」という心理的要請にダイレクトに応えているのです。
さらに見逃せないのが、信州まつもと空港から車でわずか約8分という絶妙な立地条件です。飛行機を利用するビジネス客や県外からの観光客にとって、レンタカーを借りて真っ先に向かう、あるいは帰路の直前に立ち寄る「信州まつもと空港 周辺 グルメ・ショッピング拠点」としての利便性が極めて高く評価されています。地元住民の日用品調達の場と、広域からの観光動線が見事に重なり合ったハイブリッドな構造こそが、平日・週末を問わない高稼働率を支える屋台骨です。