現場周辺や筑豊地域のコミュニティ、SNS上で交わされる声に耳を傾けると、世代によって受け止め方に鮮明な温度差が存在します。長年地域を見守ってきた子育て世代からは、かつて自らが遊び、今度は我が子を連れて行こうとした矢先の休園に深い落胆が漏れています。
「子どもの頃、夏休みといえば田川の市民プールだった。流れるプールに浮かんでいるだけで一日中楽しめた思い出がある。自分の子どもにも体験させてあげたかったが、再開の気配がなく本当に寂しい」(40代・元市内在住の保護者)
一方で、近年の過酷な猛暑や行政の台所事情を理解する市民からは、冷静かつ現実的な意見も多く聞かれます。近年の夏場は気温が38度を超える危険な猛暑日が常態化しており、屋外プールではプールサイドの火傷リスクや熱中症警戒アラート発令による利用制限が頻発していました。「炎天下の屋外プールを巨額の税金で再建するより、エアコンの効いた室内型施設や公園の再整備にお金を回すべきだ」という声は、特に納税者層の間で支持を広げています。