火災報知器が鳴ったらどうする?安全な止め方と119番通報の判断基準

火災報知器が鳴ったらどうする?安全な止め方と119番通報の判断基準

火災報知器が鳴ったらどうする?安全な止め方と119番通報の判断基準についての最新情報をお届けします。

耳をつんざくような大音量だけでなく、実は火災報知器から鳴る音には複数のパターンが設計されています。音の鳴り方を正しく聞き分けることで、今起きている事態が「緊急火災」なのか「機器トラブル」なのかを瞬時に判別可能です。

天井に設置された住宅用火災警報器の電池切れの音は、火災警報とは明確に区別されています。火災時は「ウー、ウー、火事です!火事です!」という大音量の音声警報や連動サイレンが鳴り続けますが、バッテリー低下時は「ピッ…ピッ…」と数十秒〜数分おきに短い電子音が鳴る仕様が一般的です。

警報音の種類・パターン主な発生原因現場での対処法・対応基準危険度と緊急性「ビュー音/ウー音+火事です」火災感知、または激しい煙・熱直ちに屋外へ避難し、安全圏から119番通報を行う【最優先】極めて高い「ピピッ…ピピッ(定期的)」専用リチウム電池の電圧低下警報停止ボタンを押して音を止め、電池または本体を交換低(早めの機器更新が必要)「ピピピッ、ピピピッ(連続)」感知器内部の故障・センサー劣化ボタン長押しで停止確認後、メーカーや管理会社へ連絡中(無防備状態になるため交換必須)「ジリリリリ(館内一斉ベル)」共用部・他室の自動火災報知設備作動非常階段から地上へ避難。受信機表示の確認【高】館内全体で警戒体制

夜間に火災報知器からピッピッという音が鳴る理由の多くは、気温低下に伴う電池電圧の一時的な降下や、設置から10年が経過したことによる内部自己診断機能の作動です。住宅用火災警報器の耐用年数は日本火災報知機工業会の基準で約10年と定められており、設置後10年を迎えた機器はセンサー自体の経年劣化が進んでいるため、本体ごとの丸ごと交換が推奨されます。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。