日本とベルギーの外交関係は、1866年の日白修好通商航海条約締結にまで遡ります。しかし、国家間の枠組みを超えた「魂の交流」とも呼べる関係へと昇華させたのは、間違いなく皇室とベルギー王室の歴代の歩みでした。
特に象徴的だったのが、1993年にボードワン国王が急逝された際の出来事です。当時、天皇陛下であられた上皇さまは、日本の慣例を覆して異例となる外国元首の国葬へのご参列を決断され、上皇后美智子さまとともにブリュッセルへと向かわれました。日本の天皇が海外の葬儀に参列されたのは歴史上初めてのことであり、ベルギー国民と王室に深い感銘を与えました。
こうした歴史的背景があるからこそ、ベルギー王室は常に日本の皇室に対して惜しみない敬意と真心を寄せ続けています。