フランドール・スカーレットが初めて登場したのは、上海アリス幻樂団が2002年にリリースしたWindows版第1作『東方紅魔郷 〜 the Embodiment of Scarlet Devil.』のエキストラステージ(Extraボス)でした。紅魔館の主である吸血鬼「レミリア・スカーレット」の妹であり、推定年齢はおよそ495歳以上とされています。
姉のレミリアが背中にコウモリのような有機的な翼を持つのに対し、フランドールの翼は金属の小枝に七色の発光する結晶を取り付けたような異質極まる形状をしています。吸血鬼でありながら人間の襲い方を知らず、与えられた紅茶やケーキ状の血液を口にして生きてきたため、人間を「遊んでいるうちに跡形もなく壊してしまう対象」として認識している節があります。
少女のような愛らしい容姿と、底知れない狂気・無邪気な残酷さが同居するキャラクター造形は、登場から20年以上が経過した現在もなお、世界中のファンを魅了し続けてやみません。