七三分けのクオリティは、スタイリング剤を塗布する前の「ドライヤーによるベースメイキング」で8割が決まります。どれほど高価なワックスを使っても、髪の根元が寝ていては一日中キープすることはできません。
再現性を極限まで高めるプロ直伝のステップは以下の通りです。
ステップ1:水分を含ませて根元のクセをリセット
寝癖がついた状態からそのままワックスをつけてはいけません。一度フロントからトップ全体を根本から濡らし、タオルドライで余分な水分を拭き取ります。
ステップ2:温風で7:3の分け目を立ち上げる
前髪をオールバックにするように後ろへ乾かしながら、7側の前髪の根元に下から温風を当てて3秒間立ち上げ、冷風に切り替えて3秒キープします。熱が冷める瞬間に髪の形状が固定される性質を利用し、崩れないベースを作ります。
ステップ3:スタイリング剤の適正選定と塗布
髪質と目指す質感に合わせてスタイリング剤を使い分けます。
- ビジネス・ツヤ感重視:水性グリースまたはジェルバームを枝豆2粒分手に取り、手のひら全体に伸ばして後頭部→サイド→トップ→前髪の順に均一になじませます。
- カジュアル・自然な束感重視:マット〜セミマット系のハードワックスを使用し、指先でつまむように毛束を整えて空気感を持たせます。
- くせ毛・パサつき防止:ヘアオイルを1滴混ぜたファイバー系ワックスを使うことで、うねりを落ち着かせながら美しい毛流れを保ちます。