発症患者の訴えを受けて立ち入り調査に乗り出したのは中央区保健所だ。複数の利用客が下痢や吐き気、発熱などの症状を訴えており、検便調査および調理場の環境検査が迅速に進められた。結果として、患者の便および調理器具の一部からノロウイルスが検出され、保健所は本件を店舗由来の集団食中毒と認定した。
これを受け、管轄自治体は当該店舗に対して数日間の営業停止処分を下した。行政側は被害の拡大を抑え込むため、調理室の全面消毒と保管食材の廃棄、さらに全従業員を対象とした再検査を義務付けた。被害者の多くは軽症から中等症であり、命に別状はないとされているが、最高峰の食体験を期待していた客にとってはあまりにもショックが大きい出来事となった。