世間では「局側が視聴率低下を理由にアッコをクビにしようとしている」という単純な構図で語られがちですが、テレビ業界の実情ははるかに複雑です。
誤解1:TBS側が一方的に番組を打ち切りたがっている?
TBSにとって和田アキ子は、長年にわたり局に貢献してきた最大の功労者の一人であり、所属事務所(ホリプロ)とのパイプを太く保つ上でも極めて重要な存在です。局の都合だけで無下に打ち切ることは芸能関係の信頼関係を損なうため、終了があるとすれば「局からの解雇」ではなく、アキ子側からの「自発的な勇退申し入れ」や「節目を祝う形での勇退特番」という合意形成が基本方針となります。
誤解2:後継番組を立ち上げればすぐに解決する?
「アッコにおまかせ!を終わらせて新しい若者向け番組を作ればいい」という短絡的な意見もありますが、日曜11時45分〜12時54分の枠は裏番組に強力なコンテンツが並ぶ激戦区です。中途半端な新番組を立ち上げて世帯視聴率が2〜3%台に沈むリスクを避けるため、TBS編成部としても「確固たる後継番組の企画と後任MCの座組み」が固まらない限り、簡単には手放せないというジレンマを抱えています。