処方薬を実際に使用している一般ユーザーの生の声や、現場の薬剤師が目撃するリアルなトラブルの実態には、添付文書の文字情報だけでは見えてこない教訓が詰まっています。
大手ネット掲示板や知恵袋、SNS(Xなど)に投稿された口コミを検証すると、ロキソニンテープの副作用に関するネットの反応では、以下のような声が目立ちます。
「ロキソニンテープは効果の実感が早くて助かるけれど、毎日同じ場所に貼っていると皮膚が真っ赤にかぶれて痒くなる」「薄型で密着するぶん、剥がすときに痛くて皮膚の表面が持っていかれる」といった、主にテープの粘着基剤による物理的かぶれに対する不満が多く散見されます。
一方、モーラステープに関するユーザーの証言には、より深刻な後悔が滲み出ています。
「昔もらったモーラステープを肩に貼って週末ゴルフに行ったら、シャツ越しに日差しを浴びていたらしく、肩全体が火傷のようにただれて数ヶ月治らなかった」「知恵袋で『剥がせば大丈夫』と見て海に行ったら、1週間前に貼っていた部分だけが四角く焦げたようにシミになった」といったトラブル談は枚挙にいとまがありません。調剤薬局の現場指導でも、「長袖を着ていても日焼け止めを併用すること」「春から夏にかけての露出部には処方変更を提案する」といった自衛策が日常的に講じられています。